今日は、アレッポに滞在です。
アレッポは紀元前2000年にはアラム人の王国ヤハムドの首都として栄えていたところです。大航海時代を迎えるまでは、地中海世界とアジアの交易の要衝として栄えていたそうです。
アレッポには中東一の歴史と規模を持つといわれるスークがあります。スークとは中東や北アフリカの野外市場のことだそうです。アレッポのものは東西1km南北500mの広さです。
5月15日から6月22日までウクライナと西ヨーロッパの国々を旅していました。これらの国々は日本とは異文化のエリアとはいえ、社会システムの面では日本とはそんなに大きな差異のないエリアで、知的な刺激はたくさん受けはしたものの、頻繁に驚きや興奮を感じたりするようなエキサイティングな旅はできませんでした。これについては別の記事で書いたので、よろしければそちらをご参照ください。ヨーロッパの旅、不完全燃焼
久し振りに中東という、日本とは社会システムも文化も全くの異なるエリアに来ました。
シリアの民族構成は85%がアラブ人で、イスラム教国です。厳格なイスラム教徒の方がたくさんいます。
トルコからシリアに入国して早々、荷台に何人もの女性を乗せたトラクターや運転席の上に男の人が数人乗っているトラックが走っている光景を見て、「全く異なった文化&社会システムの国にやってきた、エキサイティングな旅がまた始まりそうだ」と思い、テンションが上がりました。
交通網や流通・販売システムが決して十分ではなく、且つ自家用車などの便利な移動&輸送手段を持っている人が少ないような国では、人々が単独または複数人で協力したりしながら体力を使って、また動物の力を借りたりして生きている姿が見られます。そういう光景を見ると私は、自分自身の中にあるはずだけど使わずに済んでいる生命力や動物の持つパワーに改めて気付くことができるし、また生命の持つパワーに感動を覚えることもあります。
例えば、下の写真の冷たいチャイを売っているおじさん。
写真がよくなくてすみません。



タンクを背負いグラスを前に抱えて移動しながら、チャイを売り歩いています。金属の皿のようなものを2枚もってカンカンとリズミカルに鳴らしてセールスしています。暑い中大変だと思います。
また下の写真のような自転車屋も数件見かけました。陳列がダイナミックです。毎朝陳列するの大変だと思います。

いやぁ、刺激的です。楽しいです。久々にエキサイティングな旅です。
街を歩いていて、嗅ぎ慣れていない匂いに頻繁に出会います。水たばこの匂い、こちらの男性が好んで使っている香水の匂い、お店で売られているオリーブ石鹸や香辛料の匂いなど・・・。
上記の自転車屋以外でも野菜のお店や果物屋などの陳列はダイナミックで迫力あります。
スイカとメロンのお店です

オリーブ石鹸のお店です。

何と呼ぶのかわからないけど、辛い野菜です。

そして子供も大人も人懐っこい。
上述のスークには日本語の単語を知っている店員が何人もいて、日本語で声をかけてくるのはもちろんのことですが、
「いち、に、さん、ハッスル、ハッスル」
とか
その人の友人を指して
「かれ、おかま、きをつけて」
などといったことまで言ってくる人もいました。(実際、彼はそうっぽかったです)。
今いるアレッポはとても暑いです。昼間の気温は低めに見積もっても38度は行っているはずです。日向では風が吹いても、熱が吹いているような感じがします。
フレッシュフルーツジュースを今日だけで3杯も飲みました。1杯70円くらいしますが、おいしいです。
現地でとれたフルーツだけを使っていると思われる絞りたてのフルーツジュース、最高です。

「グビっ グビっ グビっ・・・・、プハァっー」
って感じで勢いよく飲み干してしまいます。
シリアは水道水を飲めるようなので、生ものや氷に関して衛生面でそんなに心配しないでよさそうです。
いやぁ、シリアの旅、楽しいです。テンションも非常に高いです。
西ヨーロッパと比べると物価がはるかに安いので、助かります。
そう、今日アレッポのある時計屋で面白い光景を見かけました。
防水機能付き腕時計がこんな感じで売られていました。

わざわざ水につけてあっておもしろかったです。
明日ダマスカスに向かう予定です。